リーグ戦第6回戦 2010/10/10
対戦校:京都大学 会場:大阪大学豊中グラウンド

対戦校 1Q 2Q 3Q 4Q 得点
同志社
京都大学

同志社ラクロスはここまで2勝2敗1分けと苦戦を強いられるも、波乱続きのリーグによりまだ僅かにFINAL3への可能性は残っている。残り2試合、勝利しか許されないが次の相手は常勝・京都大学。依然厳しい状況には変わりはないが、全員の力で対京大戦10年ぶりの勝利を目指す!!

1Q
小雨が降りしきる中、試合開始と同時に響き渡る『取れ取れ北』のコール。#8北がこのフェイスオフを勝つと、スピードスター#13石神が裏からの1on1で先制点を狙うがこのショットは惜しくもはずれてしまう。絶対に負けることが許されないこの試合を良い流れでスタートした同志社はその後も果敢にゴールを目指すが、堅いDFに定評のある京都大学、ゴーリーの連続ファインセーブにあい中々先制点を奪うことが出来ない。逆に相手OFに攻め込まれるピンチを、#27武藤英のチェイスなどでボールを奪うものの、立て続けに相手のライドにはまってしまいクリアがなかなか成功しない。しかしそんな状況にも、いつも以上の気合いで威圧感を放つDF陣が奮い立つ。#15谷川が激しくかつ冷静なチェックでボールダウンを奪うと、守護神#16箕輪も負けじとファインセーブを連発し味方の援護を待つ。しかしラスト90秒の時点でボールを奪われると、そのまま先制点を奪われてしまい、1Qを終える。(0-1) 

2Q
先制点を許したものの、非常に引き締まった試合展開で選手全員が今まで以上に高い集中力を見せている。早い時間帯に同点に追い付きたい同志社は、#26福谷の意表を突くロングパスからつくったチャンスからパスがつながり、今大会も大暴れしている#81木田がボールを持つと2枚・3枚と激しいマークを受ける。そこを強引にゴールを狙う!…と思いきや、クリースに飛び込んできた2回生#7植田に絶妙のパスを出し、植田が豪快にサイドショットを決め同点に追いつく。(1-1) 成長著しい若獅子の活躍に発奮したのは4回生トレーナー部部長の#3上田。ゴール裏でボールを持つと元ATの本能を呼び覚まし、パイプラインから上がり際で「同志社のUEDAは一人で十分!」といわんばかりの貫録のショットを決め、トレーナー部コンビの活躍で逆転に成功する。(2-1) 一気にこの流れで突き放したい同志社だが、そこはさすが常勝・京都大学。粘り強く守るものの、上からの1on1を起点に点を奪われてしまい、再び同点となる。(2-2) さらに京大ボールが続くが、ここでリーグ戦初出場、#24番を昨年度主将・中島から引き継いだ男、2回生中澤涼がオーバーヘッドでボールを奪うなど初出場とは思えない積極的なディフェンスを見せ、ピンチを防ぎ同点のままハーフを迎える。

3Q
ハーフでのクロスチェックを何事もなくやり過ごしたが、ここで相手がイリーガルクロスで3分間のエキストラと、願ってもいないチャンスを得る。この場面で輝くのは当然この男、肉食系ラクロッサー#81木田がトップからショットをたたき込み絶好のチャンスをものにする。(3-2) エキストラ解除後も相手のスラッシングで再びエキストラのチャンスを得て、#7植田の華麗なサブマリンなどでゴールを脅かすものの、相手ゴーリーの度重なるファインセーブでゴールを奪うことはできず、逆に相手にボールを繋げられ、またも同点においつかれてしまう。(3-3) 京大の底力を見せつけられる形となり、DFも個人力&組織で必死に対応するが今度はランシューを決められてしまいついに逆転を許してしまう。(3-4) 連続の失点で暗雲が立ち込めたかに見えたが、そんな悪い空気を吹き飛ばすのはやはりこの男。ここで#81木田がお得意の右横からのミドルをぶち込みすぐさま同点に追いつく。(4-4) 一点差を争う緊迫した展開に、応援やOBの方々の盛り上がりも一段と激しくなり、その期待に応えるように#27武藤英が阪神平野選手を彷彿とさせるような(本人は日ハムファン)ヘッドスライディングを見せチェイスを奪うなど、随所に気合いのこもったプレーが見られる。終了間際に勝ち越し点を狙い木田、植田がショットを放つもどちらもポストに嫌われ惜しくも勝ち越しとはならず、3Q終了。

4Q
泣いても笑ってもこの20分。高まる緊張感の中、同志社は#4佐藤源や#15谷川や#2大庭の鬼気迫るディフェンスや、#16箕輪がクリース前に素晴らしい詰めを見せるなど、後悔ををしない為に、また絶対に京大に勝つんだという強い気持ちが表れてくる。その気持ちがOF陣にも乗り移り、#14佐山や#6片山らを中心にクリア精度も上がっていき、徐々に同志社がボールを奪う機会が増えていく。そして数分後、ついに、全員の期待を背負った#81木田のショットはもう言葉に表すことが出来ないほど素晴らしいコースにぶち決めかまし、リードを奪う。(5-4) このまま逃げ切れば…と思ったのもつかの間、相手の1on1を#33嘉数と#15谷川で止めるものの、そこからのダイビングパスでクリース前にボールを通されてしまい、同点に追いつかれてしまう。(5-5) 取って取られて、どちらに転ぶかわからない試合展開。そこで試合を動かしたのは意外な男だった。箕輪からのパスを受けた#33嘉数がランクリでハーフ付近まで上がると、木田の"行け!!!"という叫び共に駿馬の如くゴールへと一直線。最後は冷静にフェイクをかけインサイドを決め、DFリーダーのまさかの一撃でついに逆転!!(6-5) さらにその直後、焦る京大にAT二枚でライドを仕掛け、#7植田がボールを拾うとそのまま無人のゴールにボールは吸い込まれ、植田のリーグ戦4点目は試合を決定付けるダメ押し点となる。(7-5) 2点差となり試合終了の笛が鳴り響き、グラウンドは涙と歓喜の渦に巻き込まれた。

10年ぶりの京大戦勝利、そしてFINAL3への望みを繋げた同志社ラクロス。自分たちの欠点を認め、勝利への姿勢を考え直すことで確実に成長を続けおり、チームの雰囲気も最高だが、まだまだ課題は多い。この勝利に浮かれることなく、最高の準備でリーグ戦最後となる京産戦を迎えよう!FINAL3、そして関西制覇をするために!!

No Challenge, No Revenge