男子リーグ戦 試合結果!!


 第5戦  VS神戸大学   10/7(日 )  佛教大学園部グラウンド

   1Q 2Q 3Q   4Q total
同志社大学  1      
神戸大学


 得点者
 #1    岡崎  (2)
 #9    鈴木 (2) 
 #8    安谷 (2) 
 # 11  木目田 

 #28   山下
 #2    東野
ベストディフェンス賞

 河原 唯志    文句なしに彼にささげます。この日の彼のセーブは神がかり?仏がかり? 

卍丸のゲームレポート
崩れ去った伝説

 
関西学生リーグ23連勝(ファイナル含む)。
スピードラクロス、疾風、無敵艦隊・・・。
いくつものチームがその伝説に挑み、そして敗れ去った。
打ち破れない壁、高すぎる壁。
 
しかしながら、過去に神戸の野望を打ち砕いたチームがある。
そして、彼等の意思を継ぐ者達が再び伝説に挑もうとしていた。
 
10月7日、仏教大学園部キャンパス。
それぞれの思いを胸に秘めて、試合開始のFace off。
 
先制点は神戸大学。なかばブレイク気味のターン・オーバーからのしたたかなショット。観客からは、「やはり神戸か〜」といった視線が向けられる。しかしこの一点が同志社の隠れた牙を剥き出しにさせた。失点の直後、#4角田がトリッピングの反則をもらい、1分のエキストラ・タイム。このチャンスを関西屈指の長距離砲・山下(#28)が落ち着いてモノにする。シーソーゲームを予感させる滑り出しであったが、この均衡を破ったのは、寝屋川のマトリックス・#1岡崎。奇妙な動きが持ち味、得意のパイプ下からの1ON1で勝ち越しに成功する。
 
続く第2Q、小さな巨人#9鈴木が待望の3点目。試合は同志社ペースに進んでいくのかと思われた。しかし神戸のプライドがそれを許さない。一瞬の隙をついて神戸が同志社ゴールを揺らす。3−2、一進一退の攻防が続く。そんな中、鈴木が再びゴールを奪う。焦りを感じたのか神戸は攻め急ぐ場面が多く見られるようになる。その攻撃を封じ込めるべく、同志社DF陣は神戸大学#10宮崎をシャット。相手のジャンクションを抑えにかかる。しかしながらタレントを揃える神戸は#7服部、#14筒井を中心に次々と同志社ゴールに襲いかかる。同志社#23、熱い筋トレマシーン小林がこの攻撃を抑えるべくフル稼働。インテリジェンス中垣(#18)とともに中盤を固める。その期待に答えるようにして、エースナンバーを背負った東野(#2)が今期初得点。神戸を突き放しにかかった。
 
第3Q、岡崎が泥臭い1ON1から追加点。続けて、チーム内ではNO1男前の呼び声の高い#8安谷が信じられないような1ON1からゴールを奪う。神戸も必死の抗戦を試みるが、同志社が誇る大黒柱#16河原がビッグセーブを連発する。クォーター終了間際には、Mr.クール福田(#29)からの芸術的フィードを、クイック上手のバイリンガル#11木目田がきっちり決め、8点目。
 
最終4Q、神戸は執念からの3点目をもぎ取るが、今年の同志社はここからが違った。積み重ねた体力練習に支えられる脚力はとどまることを知らない。息を切らして追いすがる神戸ライドを振りきり、その後も幾度となく神戸ゴールに襲いかかる。また往年の脚力を生かした神戸クリアーを次々と潰しにかかる。運動量を維持しつづけて、さらに前へ、前へと進みつづけるその姿勢が更なるプレッシャーを神戸に与えたのは言うまでもない。そんな状況の中で、安谷が本日二つ目のゴール。終了間際には神戸はゴーリーを動員してのドラゴンディフェンスを展開するが、アタック陣がこれを振りきり、遂に試合終了のホイッスルを聞くこととなる。
 
この試合を通して、コーチ寺崎氏が掲げたテーマは遠足。
楽しさを追求したラクロスの展開。
 
「この試合、楽しめたか?」
そう聞かれたならば、答えは「YES」であるだろう。
もちろん100%満足のいくものではなかったのは確かである。
相変わらずの決定力、未だ不安定であるDFシステムなどなど。
しかしながら楽しかったことは何事にも変えられない事実である。
今まで忘れていたラクロスの楽しさ。それを再び思い出させてくれたこの試合。
今後のチームを考えていく上で非常に大きな意味を持っているのだろう。
 
最後に・・・。
寺崎氏が試合中に叫びつづけた言葉。それは「スマイル」。
我々の本当の笑顔の前に、伝説などは何の意味も持たなかったのかもしれない・・・。