第一戦 対関西大学    8/17  @鶴見緑地運動場

   total
関西大学
同志社大学 11

score
鈴木3、田中2、岡崎2、堀本1、岩田1、栗田1、山下1



鶴見緑地公園。

昨年の全日本選手権、神戸大学との準決勝。あるものはグラウンドから、また、あるものはスタンドからその激戦を悔しさとともに記憶し、来期への励みとしたに違いない…

(あれから、時は流れ)8月17日、再び鶴見の地において。

それぞれの思いを胸に秘め、熱き闘紫達の戦いが幕を開けた。

1Q

1Q、先制点は同志社大学。エキストラのチャンスに若き司令塔、#11鈴木からのパスを熱血ラクロス小僧、#29田中がリーグ戦初出場とは思えない冷静なショットで決め先制する。この喜びもつかの間、直後、油断からエキストラ・タイム中に失点を許してしまう。しかし、「ラクロスは点取りゲーム取られたら取り返せばいい。」試合前の寺崎コーチの言葉を実践するように、関大クリア失敗のこぼれ球をボール泥棒、#19堀本がすかさず掠め取り、ゴーリー不在のゴールへ押しこみ再びリード。続いて、さわやか系金髪坊主ガンちゃんこと、#8岩田が左シュートを決め3−1とする。

2Q

続く第2Q、クリアミスなどで2点を奪われ同点とされるものの、ご存知関西のマトリックス・岡崎大輔(#1)が、さらに、ロングキラー田中(#29)が、それぞれ得意の1on1でディフェンスをかわしゴール。DF陣も負けていない。F・OでMF陣が苦戦するも、同志社の誇る筋トレ集団、#24梶原#23小林#6立野が鉄壁の肉のカーテンをはり、#19梅田を中心とする関大AT陣をガッチリ抑え込む。この踏ん張りに応えて小さな巨人・鈴木(#11)がスライドをひきよせた岡崎(#1)からのパスをきっちりと決め、6−3で前半を折り返す。

3Q

第3Q、開始序盤は同志社、関大ともに攻めるものの決め手を欠き、淡々と時間だけが流れていく。この沈黙を打ち破ったのはやはり、サンバの伝道師・岡崎だった。今年のOFテーマの一つである「サンバ」。このサンバのリズムにのったテンポよいゴールがオフェンス陣を波に乗せる。続いて、淡路発の快速特急・羽原輝晃(#12)が一気に自陣を駆け抜け、田中→鈴木と繋がる見事なファーストブレイクを決め、8−3と関大を突き放す。このまま押し切れる…我々がそう思い始めたとき…突如、関大OF陣が牙を剥いた。3Q終了直前、関大#6、そして、これまで抑えつづけた#19に立て続けのゴールを許し、8−5と追い上げられる。

4Q

第4Qに入っても関大の勢いは止まらない。#19梅田の1on1からの得点でじりじりと差を詰める。この流れを断ち切るべく、同志社はこの試合2度目の岡崎→鈴木ホットラインを発動。#11・鈴木のハットトリックとなる3得点目で再び、引き離しにかかる。そしてフードファイター#10栗田も豪快にミドルシュートを決める。その後も一進一退の攻防が続いた第4Q。終盤ついに10−9と関大が迫り寄るピンチをむかえる。この激戦に終止符を打ったのは38センチキャノン砲・山下(#28)だった。主砲の一撃が追いすがる関大を完全に撃沈し、試合終了の笛をむかえた。

11−9。緊張の初戦を白星で飾り、全員が安堵の表情をみせることができた。だが安心している暇はない。この試合はF・Oの強化、戦術の徹底、お家芸である激マンの不発など多くの課題を浮き彫りにした。これらの現状を真摯に受け止め、進化し続けることが次なる勝利を呼ぶ鍵だろう…。

written by 卍丸 (2代目)