GAME REPORT
2004リーグ第5戦  9月23日(木)
vs京都産業大学 @宝ヶ池 11:00FaceOff

1Q 2Q 3Q 4Q total
同志社
京産
<得点者>
#23巽B #79鶴田@ #7吉田@ #29田中@    

1点の重み

夏も過ぎ去ろうとしている京都・宝ヶ池の地で今日も熱い闘いが始まる。今日の相手は京都産業大学・・・。昨年の順位決定戦から顔を会わせることが多くなったのは運命的な何かの引き合わせだろうか。プライドトーナメントのナイター戦で死闘を繰り広げたのは記憶に新しい。そして今日は集客試合。たくさんの観衆の前でどんな戦いが繰り広げられるのだろうか・・・。

第1Q
両チームの熱い応援の中、試合開始の笛が鳴った。最初のFaceOffを獲得したのは同志社。#7同志社No1フェイスオファー・吉田が自分でボールをスクープし、確実にポゼッションする。まずはLMFに代わって入った79on1マシーン・鶴田がゴール左横から奇襲をかけ、シュートを放つが京産ゴーリー#1にセーブされる。京産は落ち着いたパス回しからクリアを成功させ、同志社陣営に攻め込む。京産#44が1on1から中に切り込んでシュートを放つがここは36同志社の守護神・高松がセーブ。同志社はクリア中にインターフェアランスを犯してしまい再び京産ボール。京産はなおも落ち着いてボールを展開し、#18が左上から1on1、同志社DFのマークがズレたところを44にフリーで打たれ先制点を許してしまう。次のFaceOffを京産に獲られ京産のオフェンスが続く。3分、グラウンドボールに絡みに行った25人間魚雷・岸本が相手を後ろから押し倒してしまい、これがアンネセサリーラフネスとみなされ1分間のマンダウン。2本のシュートを受けるが同志社DFはこのピンチを切り抜ける。6分、クリアからLMF#6タフネスーチョ・中村が抜け出し、決定的な場面を迎える。しかし、20水谷ジャンボサブマリンは京産ゴーリー#1に止められてしまう。1Qから目が離せない攻防を繰り広げる両チーム。京産は試合のペースを掴もうとしているのかゆっくりとポゼッションしている。同志社DF陣も簡単に追加点を許さない。対して、同志社OF陣は#7吉田23を中心に京産DFを翻弄する。9分に#7吉田が中に切り込み強烈なシュートを放つが惜しくもゴールをそれ、逆に京産ゴーリー#1にチェイスを獲られてしまう。直後、ライド中に29田中ホールディングのファールを犯し30秒のマンダウン。京産エキストラはじっくりと同志社ゴールを狙っている。京産#22のシュートは#36高松のクロスに当たりグラウンドボール。これを#36高松が自らスクープし前方のLMF#3坂井に。#3坂井が解除で入ってきた#29田中につなぎ5対4のブレイクになるがパスミスでグラウンドボール。さらにここでルーズボールプッシングにより京産ボール。同志社DFはボールダウンまでは持ち込むがその後のグラウンドボールを獲得できず、思うようにポゼッションできない。13分、#36高松が京産のシュートをセーブしクリアしたところで同志社1回目のタイムアウト。タイムアウト後、なんとか1点が欲しい同志社OF陣だがシュートまで持っていくことができず、イージーミスから京産にボールを奪われてしまう。1630秒さらに同志社にピンチが訪れる。25岸本スラッシングにより1分間のマンダウン。このマンダウンに耐えるがピンチは続く。マンダウン解除直後の1830秒、96黒坂ホールディングにより再び30秒間のマンダウン。しかし、京産も同志社ゴールを捕えることができない。京産のパスミスで同志社クリアになり、ここでマンダウン解除。このクリアから28フィールドの貴公子・戸田が巧みなスティックワークで抜け出し、ゴール前でシュートを放つが京産ゴーリー#1の好セーブに阻まれる。逆にグラウンドボールからの展開で京産#5が抜け出した。すかさず反応した23驚きの快足で追いつき、あわやファーストブレイクのピンチを防いだ。ここで第1Q終了、0−1。両チームの1歩も譲らない気迫溢れる攻防に会場がどよめいた。

第2Q
まず1点が欲しい同志社は#7吉田と#23巽の連携FaceOffを獲得。ここからペースを掴みたい同志社OF陣はまず#7同志社のデューク・吉田が1on1からシュートを放ちオフェンスのリズムを作る。1分20秒、ついに京産ゴールをこじ開ける。20ビッグマン・水谷がゴール左横からしかけ、トップの23に展開、23がすかさずしかけじりじりと京産ゴールに迫る。するとたまりかねた京産MFが寄ったところをクリースにいた#7吉田に通し、#7吉田が素早くシュートを放ち、1−1。ここから波に乗りたい同志社。今度は#2激マン戦士・東野#1スパイダーマン・岡崎2回生コンビFaceOffを獲得、京産陣営に攻め込む。ボールを展開し、攻める機会をうかがう。#29田中がゴール裏からの1on1からクリースに投げ込むが、カットされてしまう。3分40秒、京産#14に左横の1on1から決められ1−2FaceOffを京産が獲得し、京産のオフェンスが続く。グラウンドボール中に京産#10がルーズボールプッシングを犯し、同志社ボール。しかし、同志社のオフサイドで再び京産ボール。ここで京産#37の1on1に対して17手塚グッドディフェンスを見せる。ゴール前のグラウンドボールから京産#15にシュートを打たれ肝を冷やすがゴールをわらせない。同志社はパスミスやアドバンシングザボールでクリアを成功させることができず、長いディフェンスの時間帯になってしまう。京産の執拗なボールキープに#3坂井12苫米地25岸本28戸田を中心にプレッシャーをかけるがなかなかボールを奪えない。京産の連打に36同志社の鉄壁・高松も耐える。しかし12分、ついに均衡は破られる。京産#10にゴール裏からの1on1で決められ1−3。流れを変えるべく同志社2回目のタイムアウト。相手に喰らい付いて行きたい同志社はFaceOffを獲得。79鶴田のシュートサイドネット#7吉田の豪速シュート2発もゴールをわることはできない。中盤のグラウンドボールを奪われてしまう。京産#5のシュートを36高松が弾き気迫でチェイスを奪い同志社クリア。クリアを成功させ、#23巽がしかけ、#96黒坂→#29田中とつなぎ29田中がゴール前をかき回してロールから強烈なシュートを放つがゴールバーに弾かれる#7吉田が左上の1on1からクリースの#79鶴田に通し79鶴田が決め3−2京産に喰らいつく。直後のFaceOffを京産に獲られ、ファーストブレイクのピンチを迎えるが京産#22がシュートを外し助けられる。続いてクリースでのカットで危ないシーンとなるが36高松好セーブを見せる。13自慢の快足で抜け出し一気に京産ゴールを攻め立てる。#79鶴田→#20水谷とつなぎ、水谷が#29田中に展開するがパスミス。ここで第2Q終了。2−3で前半を折り返す。

第3Q
逃げる京産追う同志社FaceOffを制したのは京産。京産は得意の長いポゼッションから同志社ゴールを狙う。#22、#10のシュートを36クリースの浮気者・高松連続セーブ。転がったボールを#25岸本が拾い、#7吉田へ。#7吉田がそのまま一気に駆け上がり、ゴール前でシュートに行くがボールダウン。逆に京産のスローブレイクから#18にシュートを打たれる。ここは36高松がしっかりセーブ。弾いたボールを12苫米地がポゼッションし前方の#2東野へ展開しクリア。6分、京産#17プッシングにより30秒間の同志社エキストラ。このチャンスに29田中23関西選抜パイプラインが稼動するが、京産ゴーリー#1のスーパーセーブに阻まれる。直後のライド中に、79鶴田イリーガルボディチェック1分間のマンダウン。京産#10のキャッチミスでグラウンドボールになるが、#22にスクープされそのまま右下から切り込みゴールを決められてしまう。その後のFaceOffは混戦になり、京産のインターフェアランスで同志社ボール。2−4と劣勢を強いられている同志社だったが、930観客を魅了するゴールが生まれる。79鶴田がトップからしかけながらそのままゴール左下に流れ、クリースからカットしてきた23ラクロスのマジックボックス・巽にフィード。これを巽が魅惑のバックシュートで決め3−4観客のボルテージが一気に上がった。一気に京産を追い上げたい同志社は次のFaceOffも獲得し、京産陣営を攻め立てる。しかし、グラウンドボールでルーズボールプッシングを犯し京産ボール。京産も中盤のグラウンドボールでルーズボールプッシングを犯し、再び同志社ボールに。同志社OF陣はボール展開から#7吉田ミドルシュートを放ち、京産ディフェンダーに当たってこぼれたところを17手塚が拾い京産ゴールにねじ込もうとするがまたしても京産ゴーリー#1に止められる。ゴーリーからのクリアでスローブレイクに持ち込まれ、最後は走り込んできた22に流し込まれ3−5。直後のFacaOffルーズボールプッシングで京産ボール。13分、#2東野クロスチェッキングにより1分間のマンダウン。ここにきて焦りが出始めたのか、同志社のファールが目立つ。#36高松のセーブからボールを奪うが、京産のライドによりボールを奪い返される。マンダウン解除後の1540秒、同志社DFの連携がズレたところを25に裏から決められ3−6、離されてしまう。点差をつめたい同志社はFaceOffを獲得。まずは23がゴール右横からじりじりとえぐりシュートを放つが惜しくもゴールをそれる。次に29田中がゴール右横からしかけ、#23巽に展開し、23がシュートを放つがこれも枠を捕えることができない。ここで京産#37プッシングにより30秒間のエキストラ。しかし、パスミスで京産クリア。同志社は必死のライドでボールを奪い返す。マンダウンは解除でイーブン。#79鶴田がクリースに放り込むがつぶされてしまう。ラスト1分、京産はじっくりと時間を使って攻めてくる。京産#44が放ったシュートはディフェンダーに当たりグラウンドボールになる。しかし、ルーズボールプッシングにより再び京産ボール。早いリスタートから#10にシュートを打たれるが#36高松が弾き、自らスクープし京産コートへ投げ込む。このボールを20水谷が執念でスクープし、逆サイドの#79鶴田に展開。79鶴田からゴール前の#29田中にラストパス。29田中がクリースギリギリで倒れ込みながらシュートを放つがゴールに嫌われ、ここで第3Q終了。3−6と苦しい展開、第4Qに望みをかける。

第4Q
最後の20分・・・。この20分にすべてをかける闘紫たち。最初のFaceOffルーズボールホールディングで京産ボールに。これ以上失点を許すわけにはいかない同志社DF言いようのない緊張が走る。ここで#3テクニシャンLMF・坂井が魅せた。京産#37につめに行きボールダウンさせるとそのまま自分で拾い、ハーフ付近で待っていた#29田中につないだ。29田中が一気に京産ゴールを攻め立て、ロールをきってトップの#23巽に展開。23同志社のマジシャン・巽が1人、2人、3人、4人と交わし、最後は#29田中にはたき29田中が確実に決め、お約束のカメラ意識のガッツポーズ。開始1分も経たないうちにゴールを決め、反撃の狼煙をあげる。さらに京産#20スラッシングにより1分間のエキストラおまけ付きだ。次のFaceOff#7フェイスオフキング・吉田が獲得する。このエキストラのチャンスをものにしたい同志社はじっくりとボールを回し、京産ゴールを狙う。2分30秒、17手塚#7吉田29田中79鶴田とつないで、#79鶴田がクリースに投げ込み、これを23クリースの神様・巽が決めて5−6。このまま同点に追いつきたい同志社は直後のFaceOffも#7吉田が後ろに出し、#1スパイダーマン・岡崎が倒れながらも気迫のスクープ。#79鶴田がボールをキープしながら中に切り込むがボールダウン。京産にスクープされるがすぐに奪い返した。ここで29キャプテン・田中がオフェンス陣を落ち着かせ、ボールを展開。20ラクロス界の横綱・水谷がゴール裏からゴリ押しで攻め、スライドが寄ったところでクリースの#23巽に通し、23同志社の救世主・巽が確実に決め6−6。開始4分でついに同点に追いつき、試合をふりだしに戻した。次の1点に勝負の鍵が懸かっている。この後のFaceOffを獲得したのは京産。連続ゴールを許した京産も黙ってはいなかった。ゆっくりとしたボールキープからの連続攻撃同志社ゴールを脅かす。京産#10のパスミスから同志社クリアになるがここで痛恨のオフサイド。同志社はポゼッションを確保することができない。8分30秒、#36高松がクリースから前方にパスを投げるが不運にもこれが京産ATのクロスに当たりボールはゴール右横に転がった。このボールに寄って行った京産ATに対して25岸本がマンに入るが、クロスチェッキングとみなされ1分間のマンダウンのピンチを迎えてしまう。これを京産#37にフリーで打たれ、ボールは同志社ゴールに突き刺さった。試合時間は残り約10。次のFaceOffも京産に奪われ、同志社のディフェンスが続く。12分、またしても京産にゴールを許してしまう。京産#5が左上から1on1でゴール裏に展開、DFが寄ったところを右横にはたかれ、#22強烈なミドルシュートが決まった。試合時間は残り8分8分で3点以上取らなければ同志社に勝利はない・・・。そんなプレッシャーが闘紫たちにのしかかる。同志社はFaceOffを獲得し、京産ディフェンスの攻略に出る。13分、17手塚が左上からしかけ、スライドが寄ったところをクリースの#23巽にパス。23が京産DFを掻い潜って放ったシュートは惜しくもゴール右横を通過。続いて29田中がゴール右裏からの1on1からシュートを放つがこれもゴール左横をすり抜けていった。さらに#7吉田のゴール正面からのシュートは京産ゴーリー#1の抜群の反応でセーブされてしまう。京産ゴーリー#1から投げられたボールはハーフ付近に落ち、これを25岸本がスクープしオフェンスにつなげた。#1マトリックス弟・岡崎が放った左のランニングシュートはまたしても京産ゴーリー#1のクロスに吸い込まれた。同志社はライドで再びボールを奪い返しファーストブレイクに持ち込んだが、京産ボトム陣に阻まれグラウンドボールになる。ここで、同志社にピンチが訪れる。79鶴田クロスチェッキングにより1分間のマンダウン。このマンダウンをなんとか耐えしのぎ、マンダウン解除。時間との戦いも同時に進行中。執拗な京産のボールキープからポゼッションを奪うため、ボトム陣を中心にプレッシャーをかける。審判からはストーリングの警告も出ている。ゴール裏でボールダウンさせるが、またもフラッグダウン25岸本クロスチェッキングにより1分間のマンダウンのピンチを迎える。時間がない・・・、マンダウンではあるがボールを奪いに行かなければならない。京産#10のシュートが外れた後のリスタート後、ゴール正面でフリーになった#37にボールが渡り同志社ゴールに叩き込まれ6−9。試合時間は残り2分「あきらめるな!!」という声がスタンドから響きわたる。FaceOffは京産に奪われた。必死に京産を追いまわす闘紫たち。しかし、再び無常にも黄色いフラッグが宙を舞う20水谷ホールディングにより30秒のマンダウン。試合再開直後、試合終了の笛がグラウンドに響いた・・・。

リーグ第5戦vs京都産業 6−9

闘紫たちはリーグ2敗目を喫した。この試合の敗因はいくつかあるだろうが、際立っていたのは度重なるファールだろう。ファールは試合の流れを悪くし、自分達のペースを掴みにくくするものではないだろうか。それが状況によっては命取りともなり得る。
ファールの多いチームが試合で勝つ可能性は極めて低くなるだろう。そんなことを思い知らされた試合だった。